四国横断自動車道 宿毛~内海についての、社会資本整備審議会 道路分科会 平成29年度 第1回 四国地方小委員会の開催によせて
先日の1月24日、国土交通省 四国地方整備局において、平成29年度 第1回 四国地方小委員会が開催され、四国横断自動車道 宿毛~内海の計画段階評価について、ご審議いただきました。
宿毛市における高規格道路は、平成14年度に間~平田インター間が開通し、平田~宿毛インター間の開通が平成31年度に予定され、順調に整備が進んでいる状況であります。
これまで、高知県、愛媛県、両県のご協力のもと、当市、愛南町及び四国西南地域が一丸となってミッシングリンク解消のため、国に対して要望を行っており、昨年9月から10月のアンケート調査では、多くの市民の皆様にご協力いただきました。
今回、宿毛~内海としては第2回となる小委員会であり、ルート帯2案と現状の国道56号を改良する案の計3案が示されるなど、新規事業化に向けて前進しており、ご尽力いただきました国、県をはじめ関係者の皆様に心より感謝申し上げますと共に、市民の皆様には、今後、ルート帯についてのアンケート調査が実施予定ですので、その際もご協力よろしくお願いします。
宿毛~内海間の整備は、南海トラフ地震に対する備えとして地域の防災力の強化、そして地域経済を活性化させ、ストック効果をさらに発揮させるためには必要不可欠な社会資本です。
1日も早い完成に向け、今後も高知県、愛媛県、愛南町及び四国西南地域の市町村と連携を強化し、宿毛~内海間の整備が着実に進むよう努力していくとともに、新規事業化に向けて全力で必要性を訴えてまいります。
平成30年1月31日 宿毛市長 中平富宏