先祖供養(お灯籠などの飾り)
伝統の口説き盆踊り
踊り子の衣装
開催場所 宿毛市池島(池島公園)
開催時期 8月14日(開催年・天候等により変更となる場合があります。)
動画をご覧いただくには、マイクロソフト社のWidows Media Player(無料)が必要です。
先祖供養の盆踊り
夕暮れ時から、祭りは始まります。
祭り会場。真中には、櫓が組まれ、そのまん前に、おそらく初盆を迎えた方々の遺影とお灯篭が飾られています。
遺影の横には、ご家族の方が控えられ、焼香する知人に、御礼のご挨拶をされています。
亡くなった方を偲び、そして慰めるための盆踊りであることの象徴です。
櫓太鼓が鳴り響く
紅白の垂れ幕で覆われた櫓。
そこから聞こえる櫓太鼓は、祭り開始から終了までほとんど鳴り止むことがありません。
櫓の中に控えた数名で、交代しながら、祭りを盛り上げていきます。
櫓太鼓の横には、「金○円也○○様」の垂れ紙も。
三番双で祭りはスタート!
踊りの先陣をきって、まずは、三番双が披露されます。
真ん中の女性が赤い衣装を身にまとい、前後の踊り手は、金色の帽子をかぶるあたりは、ヤーサイや常念さんと同じです。
親子の踊り子
頬被りをした親子の踊り子が登場してきました!
子供の衣装の背中には、「南無阿弥陀仏」とかかれています。
小道具を上手く使った踊りです。
曽我兄弟
松明と笠をもっての曽我兄弟の演目です。
松明の明かりが、神聖な雰囲気をかもし出していきます。
婦人会がこの盆踊りを継承しているだけあり、女性が曽我兄弟を演じています。
子供たちも踊りに参加
浴衣をきて、おめかしをした子供たちも踊りの輪に加わりました。
みんな楽しそうですね。
弁慶、参上!
やはり、弁慶は、見せ場の一つ。
一つ一つの動きが、ダイナミックで、迫力があります。
池島では、長年この方が、弁慶役を演じているとかで、堂に入ったこの演技に注目が集まります。
笠と三味線
次々と舞が披露されて行きます。
笠と三味線をもち、旅装束の踊り手が登場してきました。
この演目に合わせた衣装にも注目です。
扇子踊り
子供たちが扇子を持って舞っていきます。
先祖供養の意味合いが強いこの祭りでは、必ず踊りの前に、遺影や灯篭が飾られた貴賓席に向かって始まりの礼を行います。
それは、子供たちも例外ではありません。
子供たちはこうして、先祖や目上の人を敬う心を育んでいくのでしょう。
鳴子をもって・・・
鳴子をもってのよさこい踊りは、土佐ならでは。
その打ち鳴らす音が、祭り気分をさらに盛り上げてくれます。
傘まわしが美しい
動きが敏捷ながらもその傘まわしの美しさから、優美さも漂う舞です。
小道具に注目
演目の多さもさることながら、一つ一つ趣向をこらした小道具にも注目。
小槌と綱をもった踊り子の躍動感ある舞をご覧下さい。
武士が登場してきました
鎧をイメージしたその衣装。
提灯のあかりに照らされ、美しいですね。
踊りに合わせてのこの衣装を受継いでいくことも大切なことなのでしょう。
舞の競演
一人が手に持つ武器は、ひしゃくのようなもの。
もう一人が持つのは、ながい棒。
舞いながら、戦いを演じていきます。
縄の演技
男女が、綱を手繰り寄せ、手放し、戦いを演じます。
その道具使い、見事です。
四十七士、登場!
女性たちが黒と白の衣装を身にまとい、登場してきました。
胸には、四十七士と書かれています。
それぞれ持つ武器が違うことにも、注目してください。
小槌のようなもの、はしごのようなもの、やり・・・などなど。
花笠踊り
演目も残り少なくなってきました。
女性たちが、花を飾った笠をもち、音楽に合わせ、華麗な盆踊りを披露します。
炭坑節で締めくくり
最後は、ご存知、炭坑節で、みんな盛り上がりました。
「月が出た出た~月が出た~(ヨイヨイ)」
みなさん、踊りの振り、覚えていますか?