後藤 環爾(ごとう かんじ)
明治4年~昭和11年(1871年~1936年)
-本願寺執行長-
後藤環爾は31歳のときに本願寺京都本山に招かれ、さまざまな活動をしたのち、ついには最高責任者である本願寺執行長に任命されました。
一方、女子教育にも力をそそぎ、女子文芸学舎を復興し、千代田高等学校や武蔵野女子学園を設立しました。また、職業紹介所代表をつとめるなど、多くの社会事業にも身をなげうちました。
生い立ち
明治4年(1871年) | 宿毛清宝寺住職の長男として誕生 |
明治31年(1898年) | 東京仏教大学卒業 |
明治35年(1902年) | 本願寺京都本山勤務 |
明治37年(1904年) | 日露戦争従軍布教僧として活躍 |
大正12年(1923年) | 関東大震災・難民救済に努めた |
大正13年(1924年) | 本願寺東京出張所長・築地本願寺の再建 |
↓ | 武蔵野女子学園の建立 働く婦人のための児童園建設 東京盲人技術学校長など多くの社会事業を行う |
昭和5年(1930年) | 本願寺執行長 |
昭和11年(1936年) | 死亡(66歳) |