宿毛市立宿毛歴史館

坂本(さかもと)

坂本

松田川中流の両岸にある集落であるが、大正年中に県道が通るまでは 、上流の楠山へ行くには、八ヶ森(三六七m)を通る尾根伝いの山路を歩いて行ったものであった。 その山坂にかかる麓にあったので坂本という地名がついたのである。 一条時代は坂本全部が土居氏(土居集算か)の給地であったが、長宗我部時代になると、 三町二反余のすべての田畑が、小島出雲守の給地となっている。

小さな山村である坂本が日本全国にその名が知られるようになったのは、 土佐寒蘭の名品が坂本の西谷山に産することがわかってからで、日光や豊雪が出てますますその名声はたかまり、 寒蘭ブームは今は下火となったものの、今なお活気を呈している。昭和六十年四月の世帯数三四、人口一三四。

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