宿毛市立宿毛歴史館

芳奈(よしな)

芳奈

ここには、一八〇〇年昔の芳奈遺跡と芳奈向山遺跡があり、籾の痕のついた土器や稲刈道具も出土して、その当時から米のよくとれる土地であったことを物語っている。

天正三年長宗我部元親によって幡多が平定されると、元親は吉奈の鶴が城に十市備後守細川宗桃を配置し、その輩下一二五人の吉奈衆を吉奈及びその近くに居住させ幡多の護りをかためた。江戸時代、中村三万石時代は中村領に属していた。その時代までは吉奈と書いていたが、三万石の殿様の命により芳奈と改めた。先の殿様の名が吉兵衛であったため吉の字の使用をやめさせたのである。

明治、大正頃まで幡多の各地のあった泊り屋も、現在ではこの芳奈の四軒を残すだけとなり国、県の文化財に指定されている。

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