宿毛市立宿毛歴史館

田ノ浦(たのうら)

田ノ浦

浦とは漁村のことであるが、ここは田の多い浦であったため、田ノ浦といわれたのであろう。

田ノ浦城跡が、田ノ浦小学校のすぐ後の山にあり、現在も三条の空堀が確認でき、周囲は切り立ちかなりな要害の城である。城主は増田丹後で、もと一条氏の家臣であったが、天正三年の四万十川合戦の後で長宗我部元親に降参し、旧領を安堵され田ノ浦とその周辺で九町余りの給地をうけている。

庄屋は田ノ浦と津賀川と兼任で幕末から明治初年にかけての庄屋は宮地重勝で、その孫の宮地久衛は田ノ浦で生まれ、騎兵大佐にまでなった人で、現職の軍人でありながら非差別部落の解放に全力を尽くした。

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