宿毛市立宿毛歴史館

伊与野(いよの)

伊与野

応徳二年(一〇八五)の古文書に「いよの」とあるので古い地名であることがわかる。 深く入りこんでいた伊与野の海に、伊与野川から流れた土砂が堆積して今は水田となっているが、 その下からは多くの貝殻が出土し昔海であったことを物語っている。

一条氏の家臣であった伊与野城主の依岡右京進は、いち早く長宗我部氏につき、 一条方の諸城を攻略して戦功をたて、元親から五百町歩の恩賞を受け、 その嫡男依岡弥次郎も伊与野土居に移住して元親の有力な家臣であった。 城は伊与野城の他に石ノトヤ城、東城、番城があった。

氏神は八大竜王(後の海津神社)で、庄屋の悪業を訴えたため宝暦一〇年(一七六〇)に打首となった 竹島多衛門を、その百回忌に祭ったのが常念神社で、その命日の祭りが、今も続いている「常念さん」である。

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