宿毛市立宿毛歴史館

福良(ふくら)

福良

福良川の下流にある福良は、土砂の推積で次第に海が浅くなり、江戸期から新田の開発も行われてきたので、 今では農村となっているが、昔は奥内一五か浦の一つで漁村であった。 今から九百年昔の応徳二年(一〇八五)古文書に「ふくらのせんとう」(福良の専当)と記されている。 専当は荘園の役人であるので、平安時代の末に福良には荘園の役人がいたということになる。

石原境近くに戦国時代の福良城跡があるが、その城主は石原城主と同じ福井兵庫頭であろうといわれている。 戸数、人口は、寛保三年に三五戸、一七二人であったものが、 明治二四年には五八戸、二七四人となり昭和六二年では九二世帯二八七人とわずかずつ増加している。

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