宿毛市立宿毛歴史館

大深浦(おおぶかうら)

大深浦

昔、深く入りこんでいた入江に出来た浦(漁村)であったためこの地名がついたと思われるが、 その入江も今はすべて埋まり浦ではなく農村となってしまった。

ここは伊予と土佐とを結ぶ松尾坂の麓にある交通と防衛の要地で、 山上の純友城跡は、天慶四年(九四一)藤原純友が九州へ敗走するさいに、 その妻を隠した城で、大深浦城(立田秀雄氏宅の東の山上)と志沢尾城はともに一条氏時代の城であった。

四国遍路が土佐へ出入りできる所は、この松尾坂と東の甲浦だけであったので、 この地はきわめて多くの通行人があった。その麓には松尾坂口番所が置かれ、代々長田氏が関守をしていた。 現在では「四国のみち」として松尾坂街道が整備され、ハイキングコースとして復活。 山上には宿毛湾の絶景を一望することができる展望台も設けられている。

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