宿毛市立宿毛歴史館

林 有造

林 有造

岩村礫水の次男として天保十三年(1842)八月十七日宿毛に生まれる。
明治維新以後、宿毛からは数多くの国家有為の人材が出ているが、終始宿毛発展に力を尽くした宿毛第一の人物がこの林有造である。
明治四年、土佐、吾川、高岡を基盤として「脂取騒動」と呼ばれる一揆が起こった。
当時東京に出張中の高知県参事有造は直ちに土佐に鎮撫するために帰った。
「あくまでも誤解をとく、説諭してきかない場合は首謀者五、六人を捕縛して斬首、喬木に晒す」というのだった。
こうして有造は一兵も用いずに各村を鎮圧した。
自由民権史上、板垣退助の片腕として、常に進歩的な思想と強い行動力で波乱万丈の生涯を送っている。
大正十年(1921)二十九日、その生涯を閉じた。年八十歳であった。

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