宿毛市立宿毛歴史館

和守さん(1)

和守さんの墓

宿毛三代目領主節氏の館へ奉公に上がったお那阿は、節氏の寵愛を受けて懐妊した。
奥方や重臣たちは世継ぎ問題を考え、侍女お与喜に「男であれば殺せ」と命じたが、二人は赤ん坊を殺すことはできず、ひそかに他所に預けて殺したと報告した。
その子が十五歳になり、もはやおとがめもあるまいと考えたお那阿は子の元服のことを申し上げたが、子は節氏に切腹を命じられ、お那阿とお与喜は塩責めの刑にあって牢の中で没した。
土居下にある和守“みこもり”さん(元はにこもりさん)は「仲直りして家を守ってくれ」とお那阿・お与喜、それに節氏の三人を神に祭った神社である。

▲ページのトップへ

前のページに戻る