宿毛市史【近代、現代編-中央で活躍した人々-酒井佐保】

酒 井 佐 保(1861〜1918)

教育者。通称萬太郎。文久元年10月11日酒井武一郎の長男として宿毛土居下二十五番屋敷に生まれる。明治16年7月東京帝国大学理学部を卒業、そのまま官費学生として研究を続け、同年10月理学士の位を受ける。翌17年9月東京外語大学に勤務し、東京高等商業学校(嘱託)、県立水戸中学校長、海軍兵学校、海軍大学校で教え、その間「算術教科書」「物理学教科書」等を冨山房から出版している。
明治32年第三高等学校教務主任に抜擢され、翌33年新設の第六高等学校(岡山)の初代校長となり、同43年第三高等学校長に栄転した。大正7年12月28日、現職のまま病没58才、従三位勲二等。
                          (資料上岡正五郎編『宿毛酒井家の家と人』)