宿毛市史【近代、現代編-中央で活躍した人々-後藤環爾】

後 藤 環 爾(1871〜1936)

宗教家。号は素雲。明治4年4月1日宿毛村清宝寺住職の長男に生まれる。明治32年東京仏教大学校を卒業後、帰郷して父をたすけ、青年教育にも力を入れた。同35年京都の本山西本願寺に勤務し、日露戦争のとき第3軍従軍布教僧となる。のち東京築地本願寺別院勤務となり、大正12年の関東大震災のおり難民の救済に手腕を発揮した。同15年6月同別院輪番となり、築地本願寺を再建、また女子教育機関(千代田高女・武蔵野女子学園)を次々と創立する一方盲人の技術教育、少年保護、勤労婦人のための保育所、簡易宿泊所、更に法人「あそか病院」の設立等各方面に活躍した。
昭和4年9月から6年11月まで西本願寺執行長として、僧として最高位につき、敏腕を振った。その他ハワイ、北米に行き海外布教にもつとめた。昭和11年2月23日病没、66才

後藤環爾
後藤環爾