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ロギールさんの経歴(紙すき体験民宿「かみこや」HPより抜粋)
1955年 オランダ・ハーグ市生まれ
1974年~78年 アムステルダム・グラフィックスクール
1978年~80年 製本見習い
1980年日本各地の手漉き和紙工房を視察する
1981年~92年 高知県旧伊野町にて原料栽培から紙漉きに取り組む
1992年 梼原町に移住し、紙漉き工房「てんぐの風」を開設
1994年~04年 「アート&クラフトフェア 源流のうた」を主催(全10回)
1999年~2004年 「ギャラリー&カフェ てんぐの風」経営
2003年 コットンリサイクルペーパーの製造開始
2004年 地域でグループ「やなぎばた会議」を設立、三椏栽培の復活に取り組む
2006年 紙すき体験民宿「かみこや」オープン
【開催日】平成31(2019)年2月8日(金)
【実施校】高知県宿毛市立山奈小学校
山奈小学校では、「文化」「言葉」「食べ物」「スポーツ」「歴史」「和紙」を題材に様々なお話をしていただきました。ロギールさんが日本に移住するきっかけとなった「日本の和紙」との出会いや梼原町に住むことになった経緯、オランダと日本の江戸時代からの400年以上にわたる深いつながり、オランダの歴史や伝統、日本とオランダそれぞれの国民性や食文化の違いなど、実際にオランダの有名なお菓子や伝統的な木靴などに触れながら、ユーモアを交えてお話いただきました。実際にお菓子を食べてみた子どもたちからは、「おいしい!」「なんかすっぱい!」「こんなの食べたことない!」と初めて出会ったオランダの味に驚きの声があがっていました。
子どもたちは元気よく「オランダで一番有名な家畜はなんですか?」「オランダの人口は何人ですか?」「オランダで有名な場所を教えてください」と質問したり、授業が終わった後にも話を聞きにいったりしていて、今回のロギールさんとの出会いを楽しんでいました。
イリスさんの経歴
2001年 初めて競技としてロードバイクに乗る
2003年 ロードバイクの全国大会で第3位になる
2007年 商品開発の学位取得
2009年 フリーのデザイナーとしてデビュー
2010年 プロのサイクリストになる
2014年 オランダナショナルチャンピオンになる
2016年 プロを引退する
【開催日】平成31(2019)年3月5日(火)
【実施校】高知県宿毛市立片島中学校
片島中学校では、2年生の生徒と交流を行いました。ロードレーサーとして第一線で活躍(2016年現役引退)し、現在はデザイナーや女性サイクリストの地位向上のための活動、自転車コーチなど第二のキャリアをスタートしているイリスさんの「人生と仕事」、特に「学生時代」にスポットライトを当てながら、当時の彼女自身の考えや迷いについて、スライドや動画を交えて生徒に伝えていただきました。どんな状況でも常に前に向かって進んでいる彼女の言葉は、生徒たちへの刺激となり、強く心に届いたと思います。
また、当日は、片島中学校の生徒が手作りした、オランダ自転車チームの勝利を祈るミサンガが、イリスさんに託されました。生徒代表が「大会で少しでもいい成績を収めて欲しいという想いを込めて作りました。」と伝えると、「応援していただいて本当に力になります。宿毛の人たちが想いを込めて作ってくれたことを必ず伝えます。」と話してくれました。
学校給食での食事や、東京2020大会で掲げる横断幕に応援メッセージを書き込んでいる最中も、生徒たちは積極的に英語でコミュニケーションを図っていて、短い時間でのイリスさんとの交流を積極的に行っていました。
【開催日】平成31(2019)年3月6日(水)
【実施校】高知県宿毛市立咸陽小学校・高知県宿毛市立松田川小学校
咸陽小学校では小学3年生の児童が、松田川小学校では5・6年生の児童が、交流を行いました。
「オランダってどんなところ?」「ロードバイクって何?」といった話をスライドや動画を交えてお話いただきました。また、実際に自転車に触って、ロードバイクの車体の軽さを実感したり、ロードバイクの正しい乗り方を教えてもらったりしながら、普段自分たちが乗っている自転車とロードバイクの違いを体験していました。
イリスさんの話を聞いた後は、みんなで自分のTシャツをデザインしてイリスさんに見ていただき、東京2020大会で掲げる横断幕に応援メッセージを書き込んで「HUP!HOLLAND HUP!(ハップ!ホーランドハップ!【訳】行け!オランダ行け![オランダ語])」の掛け声で記念撮影をしました。
[咸陽小学校での交流の様子]
[松田川小学校での交流の様子]
【開催日】令和元(2019)年7月11日(木)
【実施校】高知県宿毛市立 大島小学校、宿毛小学校、平田小学校
ブラムさんは、過去に1 年半の間、日本への留学経験があり、日本とオランダの歴史や伝統、国民性や食文化の違いなどについて、自身の実体験を交えながら分かりやすくお話いただきました。
「オランダでは人口より自転車の方が多く、国王も自転車通勤している。」
「運河があるので落ちても溺れないように水泳の授業がある。」など、興味深い内容に児童の皆さんも熱心に耳を傾けていました。
授業の最後は、ブラムさんに教えてもらったオランダ語「Dank u wel(ダンク ユー ヴェル)」“ありがとう”で感謝の気持ちを伝えました。
[ブラムさんの授業の様子]