寝たきり・認知症などの高齢者が急増しており、介護は誰もが直面する問題になっています。
そこで、介護を社会全体で支える「介護保険制度」が生まれました。
● 制度の創設
介護保険制度のスタートは、平成12年4月からです。
● 運営主体
制度の運営主体(保険者)は、市町村・東京23区・広域連合です。
第1号被保険者 | 第2号被保険者 | |
対象 | 65歳以上の方 | 40歳~64歳の、医療保険に加入している方 |
サービスを利用できる方 |
要介護状態や要支援状態の方 |
加齢に伴って生ずる心身の変化に起因する16種類の疾病により、要介護状態や要支援状態となった方 |
保険料のお支払い | 原則として年金からの天引き | 加入している医療保険の保険料と一括して納付 |
● 利用料の負担
介護保険からサービスを受けたときは、原則としてかかった費用の1割から3割を負担します。
※ 自己負担が高額になった場合
一定額を超えた自己負担については、申請により市町村から:高額介護サービス費が支給されます。