○宿毛市非核平和都市宣言

昭和60年7月8日

決議

世界の恒久平和を実現することは、人類共通の願いである。

しかるに今、米ソ超核大国を初め、核保有国による核軍拡競争は拡大均衡を目指すという口実でますます激化し、世界の平和と安全に重大な脅威と危機をもたらしている。

わが国は、世界唯一の核被爆国としてこの地球上に広島、長崎の惨禍を再び繰り返してはならないと訴えるものである。

日本国憲法の精神に基づく国の平和と安全こそが、地方自治体の根本的条件である。私たちは、平和を愛し、人類の共存を願う立場から、あらゆる国のあらゆる核兵器の廃絶と、憲法にうたわれている平和的生存権の確立のため、ここに非核平和都市宣言を行うものである。

1.宿毛市は「核兵器をつくらず、持たず、持ち込ませず」の非核三原則を将来ともに厳守する。

1.核兵器の宿毛市への通過、一時持ち込みをさせない。

1.核兵器の完全禁止のため、宿毛市を「非核都市」とし、広く呼びかける。

右決議する。

昭和60年7月8日

宿毛市議会

宿毛市非核平和都市宣言

昭和60年7月8日 決議

(昭和60年7月8日施行)

体系情報
第1編 規/第1章 市制施行
沿革情報
昭和60年7月8日 決議