宿毛のまち歴史散歩

歴史散歩コース約2Km/所要時間約50分

野中兼山遺族墓地

野中兼山は多くの治績をあげた有名な政治家であるが藩主・忠義の隠居後、失脚、その後半年で病死した。
だが追及の手はゆるまず、寛文4年(1664)3月2日遺子8名に対して罪が下り、宿毛へ幽閉された。
竹矢来で二重に囲まれた家の中で幽閉されること40年。 その間によね・清七・欽六・希四郎が病死し末子貞四郎は自害した。
男系が絶えたので、残った寛・婉・将の3人の娘ははじめて許され、婉は高知に帰り、寛と将は宿毛に残って余生を送った。
宿毛の西山墓地には、よねと婉を除く他の遺子たちの墓と共に正妻・市、その母・よめの墓もある。
昭和36年に市の史跡に指定されている。

野中兼山遺族墓地・山内(伊賀)家墓地入口
野中兼山遺族墓地
山内(伊賀)家墓地
入口
野中兼山遺族墓地
野中兼山遺族墓地

関連歴史資料

※野中兼山遺族墓地(宿毛市の文化財)

※兼山遺族、山内可氏墓(宿毛の史跡)

※野中兼山(歴史館資料検索)

※リンク箇所は、別ウインドウで開きます。

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