「えせ同和行為」とは、部落出身者や、人権団体等を語り、あたかも同和問題の解決に寄与しているかのように、企業や官公署、学校などに機関紙・図書等物品の購入、寄付金・賛助金を要求するなど、不当な利益や義務のないことを求める行為をいいます。
このような同和問題に対する誤った意識を悪用した行為は、要求を受けた人が被害に遭うだけでなく、同和問題に対する誤った認識を植え付け、新たな偏見や差別意識を生む要因となり、同和問題解決のために多くの人々が積み重ねてきた人権教育や啓発活動の効果を覆す許されない行為です。
「えせ同和問題」をなくすためには、同和問題の知識や理解を深めることが大切ですが、もし不当な要求があった場合は、次のように対応してください。
1 最初から一貫して、毅然とした態度で
2 安易な妥協はしない
3 不当な要求は断固として拒否する
4 組織全体で対応する
なお、このような事象がありましたら、人権推進課へお知らせください。
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