タイ(養殖)
「時期を気にせずいつでも美味しい。」
収穫・旬期間 : 通年
特徴・味・生産のこだわり
宿毛湾の真鯛は、冬から春にかけて旬を迎えるが、養殖マダイは通年出荷されている。 足摺宇和海国立公園に位置する宿毛湾は、全国でも指折りの水質の高さを誇る美しい海。水が透き通りすぎて鯛が日焼けすることもあるほど。このきれいな海の中、広い大型いけすで育ちます。また、温暖な環境を好む鯛にとって、1年中黒潮が入り込む宿毛湾はこれ以上ない環境。季節を問わず水温の安定した海では、鯛が元気に育ちます。そしてもうひとつ、宿毛湾の鯛が健全に育つ理由として挙げられるのが湾の「潮代わり」。穏やかな湾の中でも黒潮の影響で海水が入れ替わるため、常に清潔で酸素の多い環境が保たれます。健康でノンストレスのおいしい鯛が育つのです。
鯛養殖の歴史とこれから
宿毛で50年以上前から営まれてきた養殖は、今では宿毛の基幹産業になっています。この数年養殖業は好景気で収益も上がっているため、雇用も増えています。養殖が始まった当初は、環境に配慮した養殖がされておらず、海も汚染されていました。現在は環境に配慮した養殖が中心となり、栄養成分のことも考え、より質の高い養殖魚を提供しています。宿毛の温暖な気候ということもあり成長が早く、これからも全国に美味しいお魚を提供し続けていきます。