グレ（メジナ）

収穫・旬期間 ： 秋から春

歴史や特徴

宿毛湾のグレは年間を通して漁師の水揚げがありますが、旬を迎える秋から春にかけては磯釣り客も大変多くなり、特に沖の島・鵜来島でのグレ釣りは、透き通った海やその抜群のロケーションの良さも相まって非常に人気が高く、磯釣りのメッカとして知られています。クチブトやオナガなど、グレと言っても種類は一種類ではありませんが、沖の島や鵜来島では特にオナガグレの人気が高いです。宿毛湾のグレは定置網や刺し網に加え一本釣りまで、幅広い漁法で漁獲されていますが、やはり沖の島・鵜来島での磯釣りに人気が集まっています。秋から春にかけて旬を迎えたグレは、癖がなく淡白な白身で美味で、刺身や焼き切り、煮つけや鍋料理で食されます。
　

釣り客からの人気

60センチを超えるサイズに成長したものはロクマルと言われ、沖の島や鵜来島ではその透き通った海の中を悠々と泳いでいる姿に遭遇できる時があります。が、釣り上げるのはやはり容易ではなく、旬となる秋～春には地元や県外から多くの釣り客が訪れます。

販路や消費地・食べられる場所

地元のスーパーや良心市にも見られ、比較的値段も安価で推移していますが、寒グレの時期は多少高値となる傾向があります。宿毛市では釣り好きの子ども達がこっぱグレ（手の平サイズ）を釣ってくる事もあるため、比較的普段から親しまれた魚です。

PRポイント

ロクマルを釣り上げることが出来れば釣り仲間からの称賛は間違いなし。