イシダイ(石鯛)
「磯の王者。ありつけたあなたはラッキーです」
収穫・旬期間 : 春から秋
歴史と特徴
イシダイは宿毛市の魚として昭和49年に制定されております(宿毛市制20周年記念事業により公募選定)魚体サイズが小さい内は白地に黒の太い横縞が入るが、成長するにつれて白と黒が互いに灰色に近くなり縞が不鮮明になっていきます(雌は横縞が残る)。春から秋にかけて旬を迎えたイシダイは、上品な白身で身が締まっており非常に美味です。40センチ程度の大きさが一番おいしいと言われており、釣り人に人気の大型のイシダイはシガテラ毒を持つ可能性があるため、食用には向きません(シガテラ毒は冷凍や加熱処理でも消えることはありません)。刺身や煮つけ、塩焼き等がおすすめです!
漁場
宿毛湾沿岸の岩礁域
漁法
宿毛湾のイシダイは市場にほとんど水揚げされることはありません。沖の島・鵜来島等の磯釣りで釣れることがあります。
釣り客からの人気
磯の王者とも呼ばれるイシダイは、大きいものになると全長70[機種依存文字]を超え、釣り上げるのは容易ではありません。が、そのパワフルなゲームから釣り客から根強い人気があります。
販路や消費地・食べられる場所
地元のスーパーや良心市でもほとんどその姿をお目にかかることはなく、地元の居酒屋等にたまに入荷されることがあるくらいです。その希少さ故に高値となる傾向があります。
PRポイント
イシダイを食べられるのは釣り人の特権と言ってもいいくらい希少性が高い魚です。釣り好きな人と仲良くしていればお裾分けしてもらえるかもしれませんね。