イサギ

収穫・旬期間 ： 夏

歴史と味　

宿毛湾のイサギは年間を通して水揚げがあります。その昔はかなり高値で取引されていたこともあり、市場にいち早く持ち帰ると、より高値の恩恵にあやかれる宿毛湾では（入札ルールが市場に早く魚を持ち帰った人ほど得をするようになっています）、イサギの石巻漁（釣り糸に石を巻き付け、他人より早く釣れる深度まで仕掛けを沈める漁）が行われておりましたが、漁場の環境保全の観点からも石巻漁は禁止になった経過があるほど、活気を帯びていました。成魚は40センチを超えるサイズに成長します。非常に骨が硬く鋭いため、調理をする際や食べる際にも注意が必要です。夏に旬を迎え、脂が上質で非常に美味な白身魚です。刺身や煮つけ、焼き魚として調理されることが多いです。

漁法

宿毛湾のイサギは定置網や一本釣りで漁獲されることが多いです。

特徴

釣り客からの人気があり沖の島や鵜来島では磯釣りで釣れる事があり、群れで生活しているため、一度釣れ始めると大量に釣れることがあります。

販路や消費地・食べられる場所

地元のスーパーや良心市にも見られ、比較的値段も安価で推移しています。

PRポイント

イサギは小さくてもおいしいですが、大きい方がなお美味といわれるため、スーパーでは出来るだけ丸みを帯びた個体がおすすめです。