田植えが始まりました!
コシヒカリの田植えを見せてもらいました。
今回、取材協力をしていただいたのは、前回のショウガの植え付け取材をさせていただいた宿毛市平田町にある「農事組合法人 平田の百姓屋」の方々です。
取材時に植えていたのは早生(わせ)品種の「コシヒカリ」です。主食用米の代表品種と言われるほどに、誰でも聞いたことのある品種だと思います。ふっくらもっちりとした粘り気と、強い旨みが特徴です。宿毛市の令和2年度水稲作付面積で「コシヒカリ」は2位でした。
「農業法人 平田の百姓屋」では、水稲の作付面積が広いため、作業労力の省力化にも力を入れています。通常、田植え後には、肥料や薬剤などを人力で撒きますが、こちらの農業法人では田植え機に元から薬剤・除草剤・肥料を入れるところがあり、田植えをしながら同時に撒くことがことができます。機械1台で大きな省力化になります。
3月~5月
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4月~6月
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5月~9月
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8月~11月
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苗
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・種まき
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・苗づくり
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水田 |
・たがやす ・肥料をまく |
・田植え |
・肥料をまく(追肥) ・水の管理 ・病害虫や雑草を防ぐ |
①稲刈り⇒②脱穀⇒③乾燥⇒④籾(もみ)すり⇒⑤精米 |
お米は品種ごとに時期をずらして生産するため、1年間お米の生産をすることになります。宿毛市でも複数の種類のお米を生産しています。少しでも、皆さんが食卓に並ぶお米に興味を持ってもらえるように、普段見られない生産の流れを私たちがお伝えしていきたいと思います。