体験談
島原 啓至さん

移住者氏名 島原 啓至さん(宿毛市出身)
移住年月 2024年7月
年代 60代
職業 Sukumo Cafe和-NAGOMI-経営・Sukumoゲストハウス 和-NAGOMI-経営
移住形態 Uターン
移住までの経緯・概要
移住を考えたきっかけは、3つあります。1つめは、定年後、長く続けられる事で人とのつながりができることがしたいと思ったこと。2つめは、妹と離れて過ごしていたので、一緒に何かをしたいなと思ったこと。3つめは、家族が大阪に暮らしていますが、都会でたまる日々のストレスを、田舎の豊かな自然の中で癒してほしいと思ったこと。この3つを考えていた時に、生まれた場所である宿毛で何かをしたいと思い、移住を決めました。人とのつながり、家族とのつながりを大切にしたいと考えていて、家族と協力しながら、ゲストハウスとカフェを営むことに決めました。お店の名前にもなっている「和」は、奥さんの亡き父の名前から一文字いただき、地域の方やお客さんにホッと和んでほしいという思いもこめて、この名前にしました。
移住するまでは、大阪でサラリーマンをしていました。最後は管理職として務めていましたが、元気があるうちに思い切って移住してやりたいことをやろうと思い、移住しました。仕事をしながら休みの日に、宿毛に訪れゲストハウスに泊まりながら話を聞いたり、県や市に相談したりして今後のことを考えました。宿毛には四国88箇所の札所があるのに、お遍路さんの泊まれる宿泊施設が少なくなっているのではないかということに目を付け、空き家を活用してゲストハウスの経営をしながら、地域の人がつながれる場所としてカフェを経営することにしました。
よかったこと・困ったこと
サラリーマンをしていたら出会うことがなかった海外の方やお客さん、地域の方と出会い、毎日刺激をもらっています。話をする中で、これまでの自分の中にあった常識ががらりと変わるような経験をさせてもらっています。
今は、ひとりで経営しているので忙しく感じることもあります。そんな中でも、他の民泊さんやゲストハウスさん等の同業者と一緒に協力しながら経営することができているので、人と人とのつながりを実感することが多いです。
移住後の生活は、大阪にいたころと比べて満員電車での通勤がなくなったことや毎日のようにあった飲み会もなくなったことでストレスが減りました。朝は5時に起きて、夜は9時には眠たくなるような健康的な生活を送ることができています。
移住を検討している方にメッセージ
大阪にいたころ、キャンプや釣りが好きでした。ストレス社会の中で、知らず知らずのうちに自然を求めていたのかもしれません。宿毛へ移住して、毎日の生活の中で潮風を感じる、緑豊かな木々、空気や水が美味しいといった豊かな自然が身近にあることで、ストレスフリーでゆったりとした時間を過ごすことができています。お店も近くにあるので、ゆったりとしたスローライフを過ごしたい人には良いと思います。





