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設置者:江崎 政忠
岩村通俊の子息の岩村一木(ひとき)が昭和18年に宿毛を訪れた際に、旧居之碑を見て感激し新たに建てられたとされる、岩村三兄弟の岩村通俊・林有造・岩村高俊の生誕を祝した記念碑です。
一木は通俊の八男で東京に生まれました。娘もあわせると12番目の子になります。
化学肥料関係の要職を歴任するかたわら、社会福祉関係でも活躍しました。昭和7年には貴族院議員にも就任し15年在職。その後通産省より輸出検査審議会委員等を委嘱され貿易振興にも努力しました。東京幡多会長として郷土から上京した人々のお世話もしていました。
一木は俳人としての一面も知られています。一木の短歌の師は同郷の橋田東声です。東声の弟子となった一木は昭和44年に「歌集わがうた」を出版し、その中には宿毛のことも多く歌われています。
(児童生徒向け)
岩村通俊(いわむらみちとし)の息子の岩村一木(いわむらひとき)が宿毛に来た時に、岩村礫水翁旧居之碑を見て感激し、新しく建てられた記念碑です。
岩村3兄弟で知られる岩村通俊・林有造(はやしゆうぞう)・岩村高俊(いわむらたかとし)が生まれたことを記念する碑です。
一木は東京で仕事をしていて、宿毛から東京に出てきた人たちのお世話もしてあげていました。また短歌も詠んでいて、自分の歌集を作ったこともあります。
【歴史ふれあい広場内 他説明】