■受益者負担金制度とは
公共下水道が整備されますと、雨水や汚水が衛生的に処理され生活環境が改善されます。
そのため、下水道のない地域に比べて利便性、快適性が向上し、土地の利用価値も上昇します。
下水道はその他の公共施設(道路など)と異なり、この便益を受ける住民は排水区域内に限られます。
それゆえ、排水区域外の住民が 利益を得ることが出来ず、不公平を生じさせるため、都市計画法第75条に基づき、排水区域内の土地の面積に応じて建設費の一部を 負担していただくのが受益者負担金の制度です。
■負担金の額について
負担金は土地の面積に応じて課せられます。具体的には土地面積 1平方メートルにつき、500円です。なお、受益者負担金はその土地に1回限りのものです。
負担金額の例
土地面積 | 受益者負担金額 |
100㎡(約30坪) | \50,000 |
200㎡(約60坪) | \100,000 |
300㎡(約90坪) | \150,000 |
500㎡(約150坪) | \200,000 |
1,000㎡(約300坪) | \500,000 |