宿毛市

ヤーサイ

最終更新日 

ヤーサイ

ポイントはここ!

面影残る京の香り

竹まわし

口説き盆踊り

 

開催場所 宿毛市平田町(籐林寺)
開催時期 8月16日(開催年・天候等により変更となる場合があります。)

由来

土佐中村にで公家大名として栄えた一条家の菩提寺だった藤林寺。
その一条公が平田御殿においでになるとき、直々にお渡しするのを恐れ多いとし、
村人たちは、笹竹に茄子などの里の成物を結んで差し上げたとか・・・。

由来

古い記録には・・・
「往去都人鴨川の辺にて新穀、不老、茄子類の野菜を持ち集まり、
亡霊を祭る故野菜祭とも言ふ」とある。

動画をご覧いただくには、マイクロソフト社のWidows Media Player(無料)が必要です。

先祖供養の盆踊り

先祖供養の盆踊り

竹まわしで祭りが始まりを告げます。
一人の音頭を中心に、長い大きな竹を持った男衆が取り囲み円を作ります。
「一条公の家例を申す」を音頭が叫ぶと「ヤーサイ」「ヤーサイ」とまわりが囃します。
「回(ま)え回え」の合図で、青竹の群れが一斉に巡り始めます。
言い伝えに基づく伝統の竹まわしの儀式です。

櫓に明かりが灯りました

櫓に明かりが灯りました

明かりが櫓に灯り、櫓太鼓の音が聞こえてきました。
この櫓から、美声を競い、「口説き」を今宵は歌います。
独特のゆっくりとしたリズムの太鼓に合わせ、いよいよ踊りが始まります。

「修行中」

「修行中」

まずは、かわいい子供たちが日の丸の扇子をもって飛び出してきました。
「修行中」というタイトルとは、正反対に、元気いっぱい!、なかなかの舞を披露してくれました。

「三番双」

「三番双」

ヤーサイの衣装は、本格的です。
真中の女の子はかつらもかぶって、舞を披露します。
太鼓のリズムはゆったりとしていますが、ぴょんぴょんと飛び跳ねるような舞に、祭りの楽しさが現れています。

「矢島の合戦・扇の的」「ねずみ小僧・次郎吉」

「矢島の合戦扇の的」「ねずみ小僧次郎吉」

つづいて「矢島の合戦・扇の的」弓矢と扇をもって、太鼓のリズムに合わせた優雅な舞を披露します。
「ねずみ小僧・次郎吉」は、子供たちの躍動感ある元気な舞です。

「姉妹の仇討・志賀団七」「娘巡礼唄・阿波鳴門」

「姉妹の仇討志賀団七」「娘巡礼唄阿波鳴門」

団七に向かい果敢にも戦いを挑む娘二人。
その姿が、舞で表現されていきます。
衣装も美しいですね。
一方、娘巡礼唄は、楚々とした清楚な舞を披露してくれました。

「曽我兄弟」

「曽我兄弟」

松明と笠をもち、登場する曽我兄弟は、この伝統の盆踊りの中のハイライトの一つ。
明かりに照らされ踊るその姿は、やはり気品と勇壮さが感じられます。

「一条平田御殿」

「一条平田御殿」

一条家とゆかり深いこの地ならではの演目です。
一条兼定と村娘お雪との悲恋もこの地で生まれたと想像すると、この踊りの伝統とその奥深さを感じます。

「鬼神美女・傘松峠」

「鬼神美女傘松峠」

傘をつかった舞は、優美です。
それぞれの演目にあわせた衣装はとても美しくこの祭りが、地元の人たちに大事に受継がれてきたことをうかがわせます。

「五條大橋・弁慶」

「五條大橋弁慶」

弁慶と牛若丸は、人気演目の一つ。
終盤のハイライトです。
牛若丸が笛をふきながら、その笛で戦う姿、小さいながらもその存在感たるや弁慶に劣らず! 勇猛です。

豪快な櫓回し

豪快な櫓回し

踊りが終わりを告げると男衆が櫓の周りに集まってきました。
櫓回しです。
掛け声とともに持ち上げられ、回される櫓。
「カタ、カタ、カタ、カタ・・・・」と豪快な音も響きます。
祭りの終わりを惜しむかのように、最後に櫓が宙で舞を舞ってるかのようです。

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宿毛市 宿毛歴史館
〒788-0001 高知県宿毛市中央2丁目7番14号
TEL:0880-63-5496 FAX:0880-63-2618
E-mail:rekishi@city.sukumo.lg.jp
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