1月31日、国土交通省中村河川国道事務所により、高知県幡多郡黒潮町入野に整備中の国道56号のバイパス「一般国道56号大方改良」(延長2.6km)が3月24日(日)に全線開通することが発表されました。
「一般国道56号大方改良」は、道路幅員が狭く、歩道がない現国道の課題を解消し、歩行者や自転車利用者の安全性向上、南海トラフ巨大地震等の災害発生時の地域住民の避難や被災後の迅速な救援・復旧活動を支援する道路として、平成11年度に事業化されました。
当事業が開通を迎えるまでには、多大なるご協力をいただきました地域住民のみなさまはもとより、事業推進にご尽力いただきました国土交通省、高知県、関係者のみなさま、ご支援いただいた国会議員、高知県議会議員、関係自治体議会議員のみなさま、そして、私が会長を務めさせていただいております「一般国道56号バイパス建設促進期成同盟会」の要望等におきまして、共にご活動いただきました高知市から当市までの沿線市町長及び議会議長のみなさまのお力添えの賜物であり、心より敬意と感謝を申し上げます。
昨年11月に開通しました「片坂バイパス」や平成31年度に開通を予定しています「中村宿毛道路」等、四国西南地域の幹線道路網整備は着実に進んでいます。今後も、事業中区間の「窪川佐賀道路」や「佐賀大方道路」の早期整備の促進と、「黒潮大方~四万十間」や「宿毛~内海間」の早期事業化を目指し、要望活動を精力的に行うとともに、引き続き、これらの道路網を活かした地域づくりを全力で推進してまいります。
平成31年2月4日 宿毛市長 中平 富宏