「四国横断自動車道 宿毛～内海」計画段階評価結果について
3月1日(金)、国土交通省において、「四国横断自動車道 宿毛～内海」の計画段階評価の結果等が公表されました。
「四国横断自動車道 宿毛～内海」の計画段階評価における対応方針(概略ルート・構造)として、
全ての政策目標の達成が見込め、災害発生時に円滑な救命・救助活動を支援するため、地域の防災拠点と連絡ができる『市街地(集落)との連絡性を優先するバイパス案』のルート帯が示されました。また、インターチェンジ位置については、地域の防災拠点施設や市街地(集落)、観光地、流通施設等と円滑に連絡できることに配慮した配置案についても示されました。
これまで計画段階評価にあたりまして、事業の必要性や地域課題を訴えていただきました地域住民のみなさま、ご協力いただきました高知・愛媛の両県や四国西南地域の市町村、ご尽力いただきました国土交通省をはじめ、ご支援いただきました関係者のみなさま方に心より感謝を申し上げます。
「四国横断自動車道 宿毛～内海」の整備は、四国8の字ネットワークを構成する幹線道路であるとともに、四国西南地域の産業及び観光の振興、救急医療体制強化、災害時の避難・救援、復旧・復興の活動強化となる重要な社会資本です。特に南海トラフ地震発生時には、本市では最大25mの津波高や広範囲の長期浸水が懸念されていたため、地域の防災拠点施設と地震・津波等の影響を受けない信頼性の高い四国横断自動車道との連絡は、住民の生活・生命を守るうえで必要不可欠です。今後も、早期の事業化に向けて、高知・愛媛の両県、愛南町及び四国西南地域の市町村との連携を強化し、できる限りの協力をするとともに、全力で必要性を訴えてまいります。
平成31年3月4日 宿毛市長 中平 富宏
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