令和2年6月5日、国土交通省中村河川国道事務所により、高知県宿毛市平田町から和田に整備中の「一般国道56号中村宿毛道路(平田IC~宿毛和田IC)」(延長7.6km)が7月5日(日)に開通することが発表されました。
待ちに待った開通です。
「一般国道56号中村宿毛道路」は、四国8の字ネットワークの一部であり、四国横断自動車道と接続し、高知県西部の広域交流の促進及び地域の活性化、四万十市から宿毛市間の円滑な交通確保と道路冠水等による通行止めの回避、災害時の緊急輸送路の機能を持つ高規格幹線道路です。
昭和51年度に事業化され、これまでに自動車専用道路部のうち四万十IC~平田IC間(L=13.1km)と一般道路部(L=2.5km)が開通しており、残る平田IC~宿毛和田IC間(L=7.6km)の開通を、宿毛市民をはじめ市内外の事業者や多くの利用者が待ち望んでおりました。
当事業の開通を迎えるまでに、多大なるご協力をいただきました地域住民のみなさまはもとより、事業推進にご尽力いただきました国土交通省、高知県、関係者のみなさま方に対し心より敬意と感謝を申し上げます。
平成30年度に開通しました「片坂バイパス」や「大方改良」、今回開通を迎える「中村宿毛道路」等、四国西南地域の幹線道路網整備は着実に進んでおります。
当市としましても、現在事業中の「窪川佐賀道路」、「佐賀大方道路」、「大方四万十道路」、「津島道路」の早期整備及び四国横断自動車道(宿毛~内海間)の早期事業化など、四国8の字ネットワークの形成を目指した要望活動を精力的に行うとともに、各事業への支援・協力やこれらの道路網を活かした地域づくりを全力で推進してまいります。
令和2年6月5日 宿毛市長 中平 富宏