奥島 孝康 先生のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げますとともに、衷心より哀悼の誠を捧げます。
故人は、1994年から2002年まで早稲田大学第14代総長として、早稲田大学に多大な貢献をなされました。また、早稲田大学の建学の母と称される「小野梓」の顕彰に努められ、出身地である本市との交流を深めるとともに、本市が行った梓公園整備にあたり、早稲田大学から本市へ生家跡地の寄贈へもご尽力いただきました。
総長退任後も、本市の民間団体である「梓会」との交流を継続され、同会が毎年開催されている「梓立祭」においては、早稲田大学関係者の積極的な出席にご協力いただきました。
また、株式会社小松製作所と本市との架け橋としてもご尽力くださり、市政発展にも多大な貢献をされました。
ここに改めて、ご生前のご功績に対し、深く敬意を表しますとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
宿毛市長 中平 富宏