坂本 嘉廣
さかもと よしひろ
経歴及び功績
昭和4年に私立坂本図書館(寄贈により、現在は宿毛市立坂本図書館)を設立された坂本嘉治馬の孫として、昭和18年東京都に生まれ、学習院大学卒業後、祖父嘉治馬が設立した出版社である合資会社冨山房に入社。
その後、平成8年に坂本報效会理事長に就任、平成16年には冨山房インターナショナル会長に就任され、祖父の志を継承。
本市においても、小野梓を顕彰する民間組織である「梓会」と宿毛市が毎年開催している「梓立祭」にも第1回からご協力いただくなど、本市の教育・文化の振興に多大のご尽力をいただいている。
また、市立坂本図書館や宿毛小学校への図書寄贈をはじめ財団法人聖路加国際病院理事長である日野原重明氏著「十歳のきみへ」を平成18年から毎年市内全小学校の4年生全員に寄贈、22年度には「十歳のきみへ」(英語版)を市内中学校にも寄贈されるなど数多くの図書の寄贈をいただき、本市教育の振興に多大な貢献を果たされている。
さらに、平成19年度から「宿毛市こころすくすくプロジェクト」として宿毛市内の小学生を対象にタグラグビーを通じて子どもたちの心を育てる活動として積極的に取り組まれている。
平成20年には、坂本報效会主催により日野原重明氏を講師として文化講演会を開催していただき、翌年にも協賛として岡本知高&パガニーニ合奏団のジョイントコンサートの開催にも尽力された。
平成21年には、市立坂本図書館へ書籍の寄贈など本市の教育文化の振興に貢献された功績により宿毛市政功労賞を受賞。
本市の教育、文化・芸術の振興に多大なご尽力をいただいている。