岡本 知高
おかもと ともたか
経歴及び功績
昭和51年宿毛市に生まれ、宿毛高等学校卒業後、国立音楽大学へ進学。
在学中より音楽コンクールの入賞・優勝を重ね、平成10年に「第九」日本初演80周年記念再現リサイタル"蘇る第九!"にソプラノ・ソリストとして抜擢された。国立音楽大学を平成11年に卒業後、パリ市立プーランク音楽院に入学し、平成14年首席で修了。心の深淵に温かく響く唯一無二の歌声は「奇跡の声」と称され、個性的なキャラクターとコスチュームも併せてクラシック界にとどまらず各方面からも注目されている。
平成15年11月にはユニバーサルミュージックよりCDデビュー。平成19年には「世界フィギュアスケート選手権大会2007東京」にて国歌独唱。近年では、平成29年「第84回日本ダービー」にて国歌独唱、令和3年「東京2020オリンピック閉会式」にてオリンピック賛歌独唱など様々な場面で世界的にご活躍されている。
また、その一方で、大学時代よりライフワークとして取り組んでいる全国各地の学校訪問コンサートは年間数十公演に及び子どもたちとのふれあい活動にも尽力されている。
本市では、平成16年の宿毛市制施行50周年記念式典において、ボランティアでご出演いただき式典を盛り上げるとともに本市のPRに貢献いただいた。
本市にとって岡本知高氏の活躍は、教育、文化など社会文化の進展に卓絶した功績である。