宿毛市出身の樋野優人さんが世界で初めて、アントラセン光環化付加反応の分子構造変化過程を可視化することに成功し、科学界で注目を集めました。

【写真】高知工科大学大学院 博士後期課程2年生 樋野優人さん
【樋野優人さんの経歴】
●咸陽小学校
●片島中学校
●中村高等学校
●高知工科大学
●高知工科大学大学院在学
【アントラセン光環化付加反応って?】
簡単に言うと「光を当てると「ある分子」同士がくっついて、形が変わる反応のこと」です。
「形が変わる反応」は一瞬で起こっているため、反応の「前」と「後」は観測できても、
「途中でどうなっているか」観測するのは困難で、予想するしかない状況でした。
今回の研究で、「途中どうなっているか(変化過程)」を「目で見ること(可視化すること)」に成功しました!
【樋野さんからのコメント】
高校の時に学校の先生の勧めで高知工科大学に進学し、アントラセンの化学反応に興味を持ち、反応過程を自分で解明したいと思い研究を始めました。
高知工科大学は研究設備が整っていて、やりたいと思った研究ができました。
また、教授や同じ研究室の仲間たちが「失敗しても大丈夫!」という方針だったので、何度でもいろんなことに挑戦できました。
このように研究環境に恵まれていたことが今回の成果に繋がりました。
【樋野さんから後輩たちに向けたメッセージ】
好奇心を大切に!疑う力を大事に!
例えば、教科書に化学反応について載っていて、その内容に対して「なぜこんな反応が起こるの?」「なぜそうなるの?」
と、教科書に書いていることがすべてと思わず、「どうして?」と疑うように!
樋野さんおめでとうございます。
今後、国内外で活躍の場をさらに広げられることを祈っています。


