11月29日(月)こうち農業委員会女性ネットワークの幡多地区ブロック交流会として、幡多地区の女性農業委員、農業委員会事務局職員ら13名が参加し、宿毛市と大月町で視察・研修を行いました。
はじめに、地域おこし協力隊の新井田 篤志さんから、宿毛市農業公社「(一社)スタートアグリカルチャーすくも」での活動報告として、ハウスイチゴの栽培研修や特産品のPR・販促活動、担い手の確保などの取り組みが紹介されました。
その後、クリスマスを控え収穫シーズンを迎えたイチゴハウスを視察、指導員の手ほどきを受け研修生とともに収穫直後のイチゴのパック詰め作業に挑戦し、貴重な体験となりました。
午後からは、高知県農業会議から女性農業者の委員登用について説明があり、意見交換会で参加者から、農業委員会の更なる活性化につなげるためには、女性の積極的な登用が必要との声が聞かれました。
最後に、大月町弘見(長沢地区)で青パパイヤを栽培する長岡さんの圃場を視察。長岡さんは大月町の農地利用最適化推進委員を務めており、青パパイヤは地元の農家と3年ほど前から栽培をスタート。青パパイヤの調理方法や栽培の苦労話など説明があり、参加者は熱心に長岡さんの話に耳を傾けていました。参加者にとって視察・研修を通じて有意義な一日となりました。