伊賀姓は、明治初年に旧姓を名乗れとの通達によって改姓したもので、それまでは山内を名乗っていた。 もとは安東であり、更にその昔は伊賀姓であった。 慶長6年、初代の可氏が宿毛に入城して以来、十数代、現在までその家系は続いており、 代々の領主及びその家族の墓が宿毛の東福寺墓地に建っている。 初代の可氏夫婦の墓は五輪塔などで東福寺西山墓地にあるが、二代以下は全て東福寺東山墓地にある。 西山墓地の分は野中兼山遺族の墓と共に、昭和36年に市の史跡に指定されていたが、 昭和47年8月、新たに東福寺東山の伊賀家墓地も市の史跡に指定された。 所有者は伊賀三省氏である。
伊賀家墓地
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