南海地震では宿毛市は震度6弱の地震が予測されており、強い揺れは100秒程度続くと言われています。地震からの被害 を最小限にとどめるには、日頃からの備えが大切です。日頃の生活の中で、できることから防災対策を行いましょう。
家族で話し合いを
地震はいつくるかわかりません。そのとき家族が一緒にいるとは限りません。
災害時にどうすればよいか、事前に話し合っておきましょう。
1.避難場所・連絡方法を確認しておく。
2.消火器や救急箱、非常用品などの置き場所を決めておく。
3.出火防止や初期消火などの役割分担を決めておく。
家具などの転倒防止対策
阪神淡路大震災では家具の下敷きで亡くなった方や照明器具の落下でのケガ人が続出しました。
身の安全を守るためには家具の転倒防止対策は重要です。
1.家具などは固定金具や防災グッズなどでしっかり固定する。
2.家具の配置を工夫する。
3.重いもの、割れやすいものは高いところに置かない。
4.開き戸にはストッパーをつける。
5.窓ガラスや家具のガラス部分には飛散防止フィルムを貼る。
防災訓練
いざというときのためには、日頃からの訓練が大切です。
地域で行なわれる防災訓練への参加や地元・団体等で防災訓練を実施するなど、消火器等の使用方法、応急救護方法などを訓練しましょう。 また、地域のコミュニケーションを深め、避難路や避難場所を確認しておきましょう。
耐震診断
自宅の耐震性を知ることも大切です。宿毛市では昭和56年5月31日までに建てられた木造住宅の無料耐震診断を行なっています。
詳しくは危機管理課(TEL 63-0951)までお問い合わせ下さい。
耐震改修
宿毛市が実施する耐震診断を受けた住宅で、総合評点が1.0未満と判定された住宅を、総合評点を1.0以上又は県が定める基準以上にな るように耐震改修をする場合、1棟あたり90万円までの補助を行っています。
詳しくは危機管理課(TEL 63-0951)までお問い合わせ下さい。
安全に避難するための必要なもの
いざという時すぐに避難するために、「非常持ち出し品」をリュックなどで用意しておきましょう。中身は定期的に点検するようにしましょう。
■ 第1次持ち出し品 | さしあたっての持ち出し品。重さは、それぞれの体力に合わせて、持ち出し・避難できる重さにしましょう。 |
貴重品 | 印鑑・預金通帳・健康保険証・現金(10円玉)など |
非常食品 | カンパン・チョコレート・ミネラルウォーターなど |
応急医薬品 | 常備薬・絆創膏・包帯・傷薬・目薬・生理用品など |
衣類 | 下着・上着・靴など |
携帯ラジオ | 予備電池も用意 |
照明器具 | 懐中電燈(予備電池も用意)・ローソク・マッチ・ライターなど |
■ 第2次持ち出し品 | 地震後の生活を支えるもので、1人3日分程度をめやすとして備蓄しておきましょう。 |
食料 | 米(レトルト・アルファ米など)・おかず(缶詰・レトルトなど)・調味料・菓子など |
水 | 飲料水として1人1日3Lが目安 |
卓上コンロ | (ガスボンベ式) |
※それぞれ家庭の事情にあわせて持ち出し品を準備しましょう。
○宿毛市災害用備蓄品はこちら↓ http://cms.city.sukumo.kochi.jp:3000/.s1/preview/docs-30/hjdhdrhjr.html