すくもの福祉人インタビュー

高知県立宿毛高校の部活動の一つ、地域貢献部の6人が宿毛で高齢者の生活を支える仕事をしている福祉人(ふくしびと)たちの取材・撮影を担当しました。

一緒に地域を良くしたい

植野 大成さん

宿毛市地域包括支援センター 社会福祉士

親が看護師なので看護の道を目指していましたが、途中で挫折して学校を辞め、保育士を目指していた中で、宿毛でご縁ができて福祉の道を選びました。

地域の方と一緒に楽しく活動ができたときにやりがいを感じます。どうやったら地域が良くなるか、まちの中を散歩して話したり、その場所について教えてもらえたりすると楽しいです。

もちろん、楽しいことばかりではありませんし、求められることに応えられないことや「もっとこうやっておけばよかった」と反省することもたくさんあります。

ですが、地域の方や他の職員さんと「この前あんなことがあった」「こんなことができたらどうやろか?」と一緒に楽しみながら、できることを考えさせてもらえる時間を大切にしていきたいと思っています。

「優しい宿毛やったら、もっといろんな人が来てくれる」と、地域の方が話してくれます。そんな優しいまちをどう実現していくかも一緒に考えていけたらいいですし、そういう思いを大切にしています。

今やっていることをゆるゆると長くつなげ、地域の皆さんと協力していける関係を、ずっと続けてやっていけたらいいなと思います。

インタビューを終えて

宿毛がどうやったらいいまちになるか、自分の意見だけではなく、まちの人の意見も取り入れて考えていて、宿毛が好きなんだなと伝わってきました。大人になったら県外で働こうかなと思っていたけど、宿毛で働くのもありだなと思いました。(宿毛高校1年生 R.O)