天保10年~大正11年(1839年~1922年)
-吉田茂の実父-
戦後の日本再建のために尽力した首相吉田茂は、宿毛出身の竹内綱の五男として東京 で生まれ、そして吉田家の養子となった経歴をもっています。
綱は土佐藩宿毛領主の重臣で、維新後は後藤象二郎を助け、主に実業家として経営に手腕をふるい、その一方で板垣退助とともに自由党を組織し、重鎮として活動しました。
天保10年(1839年) 宿毛土居下に生まれる
慶応2年(1866年) 大阪宿毛蔵屋敷設立
明治元年(1868年) 戊辰の役、北越で参戦
明治4年(1871年) 大阪府参事、河川改修、築港計画立案
明治7年(1874年) 後藤象二郎の蓬莱社経営
明治8年(1875年) 蓬莱社社長就任
明治11年(1878年) 土佐挙兵計画に参画し逮捕。入獄
明治14年(1881年) 自由党創立に参画
明治23年(1890年) 第一回衆議院議員選挙当選
明治33年(1900年) 朝鮮京釜鉄道会社設立、常務理事
明治45年(1912年) 高知工業学校を設立
大正11年(1922年) 死亡(84歳)