嘉永4年~明治30年(1851年~1897年)
-最後の宿毛領主の嫡男-
伊賀陽太郎は11代の宿毛領主氏理の嫡男で、明治維新には宿毛兵とともに官軍として参戦し、宿毛の人材輩出の基をつくりました。
維新後、自費で英国に10年間留学して政治学、経済学を修め、帰国後は病弱のため官途にはつかず、高等商業学校(現在一橋大学)の教師となって学生の指導にあたりました。その後病気静養のため宿毛に帰り、そこでも私塾を開いて青少年の教育にあたりました。
嘉永4年(1851年) 宿毛11代領主氏理の嫡子として生まれる
慶応4年(1868年) 戊辰の役、宿毛機勢隊と共に北越方面で参戦
↓ 英国に10年間留学
↓ 農商務省勤務
↓ 高等商業学校(現在一橋大学)教授
明治30年(1897年) 死亡(47歳)