概要
鵜来島の最高峰である龍頭山は標高252mです。
この山には第二次世界大戦中に宿毛湾正面防備として第344師団が編成され、その最前線として日本海軍の要塞の島となり、15ミリ大砲が3基設置されていた(宿毛湾では最大規模)のですが、その跡地が現在でも現存しているため、この遺構の写真を撮るために訪れる方も見られます。
また、春先には山の至る所に食材となる大きなツワブキが生え、梅雨時期には桑の実やグイメが一斉に実を結び、秋口にはカラスコクボやコクボ、 山ぶどうという植物が実を結び、島の人達の収穫の楽しみの1つとなっています。
山に訪れた方の声
山頂にあった権現様という神社の鳥居
自生している山ぶどうです。(秋に実る)
酸っぱいですがいい水分補給になります
- 山頂付近にある旧日本軍の砲台跡地がとにかく雰囲気がありました。
- 山の斜面に沿って作ってある段々畑にお婆ちゃんが歩いて行っている姿を見てなんか優しい気持ちを思い出しました。
- 狭い島とは言え山の裏の裏まで段々畑を作っていた頃の石垣が見えた時には、昔の人は偉いなーと感心したのを覚えています。
- 標高250mを正直なめてました。もちろん日頃運動不足なので次の日筋肉痛に襲われましたよ。
- 自生しているカンアオイを観賞用と薬用に採りに来たのですが、よそ者の私達に対して島の人達がとても親切に場所を教えてくれたことが印象深いです。
- 山ぶどうや桑の実を食べた時に野山を駆け回っていた子どもの頃の懐かしい記憶が蘇りました。
- 山の中と外との気温差が大きいので夏でも涼しかったです。
- 自然の良さを再発見できたので今度家庭菜園でも始めてみようと思いました。
- とにかく島の人達の温かさに参りました。これが鵜来島なんですね。
自生しているカンアオイという薬草の葉です。カワイイ花が咲くので鑑賞用とし ても需要があるようです。
港から頑張って山を1つ越えるとこんなに雄大な景色が見られます。