宿毛でのアクティビティー

　小さな港町である宿毛は、高知県の南西端、松田川が太平洋に達する場所にあります。この地域は、山、川、海岸線の多様な景観を有しており、サイクリング、釣り、スノーケリング、シーカヤック、キャンプといった野外のアクティビティで人気の観光地です。

　この地域の自然美を楽しむには、静かな道をサイクリングするのが一番かもしれません。宿毛駅構内にある宿毛市観光協会では、ロードバイクや電動自転車も含む自転車のレンタルを行っています。このセンターでは、地域の魅力を紹介したサイクリングロード・マップももらえます。町と港周辺の道路は平らで、あらゆるレベルのサイクリスト向けです。約25キロメートル沖にある沖の島への船には、自転車を持ち込むことができます。また、沖の島の母島港でも、電動自転車が借りられます。沖の島のサイクリングロードは、弘瀬という小さな町の船着き場から始まり、丘やビーチなど多様な地形にわたっています。自転車で島を1周するには3～4時間かかります。また、島の端から端までは1時間かかります。母島港の近くには、旅館とキャンプ場があります。

　沖の島と鵜来島は、足摺宇和海国立公園の一部となっています。これら2つの島は、スノーケリング、スキューバダイビング、カヤッキングに理想的な澄んだ水に囲まれています。フィリピンから日本の東海岸に沿って北に流れる暖流である黒潮が、熱帯性のサンゴと海洋生物に適したこの地域の温暖な微気候を作っています。鵜来島周辺の海や、足摺岬から沖の島までの海は、ウミガメの生息地です。鵜来島と沖の島へは、宿毛の片島港から船で行くことができます。

宿毛でのアクティビティー解説文(English_introduction).pdf