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沖の島では、島独特の文化や暮らし、自然が今も息づいています。
あちこちで見られる石段や石垣などの家々は、 潮風や季節風などを受ける人々の長い歴史が生んだ独特の景観となっており、 モザイクのような美しい段々畑、魚や野菜を干すための干棚などに風情が漂います。
中世から土佐領と伊予宇和島領に分かれていた、野中兼山の土予国境争いを経て、 万治2年(1659)幕府の裁定で土佐側の主張通り国境が確定した歴史をもっています。
明治7年高知県に編入されました。
自然のアート
島の周辺には黒潮が作った自然のアート、 七ッ洞などの奇観が点在しうまれたままの大自然、熱帯樹が多く点在します。
妹背山
妹背山島の最高峰妹背山は404mです。
今昔物語には沖の島が妹背島になっており、 その昔、農夫が幼い姉弟をつれて舟で田植えに出かけました。舟で二人の子が遊び疲れ眠ってしまいます。
そのうち満ち潮で舟が浮かび親が知らぬ間に沖へ沖へと流され、一つの島にたどり着きました。 姉弟は嘆き悲しんでばかりいてもしょうがないので、舟に積んであった農具を使って耕作し、 島で暮らすうち、いつしか夫婦になっていたという物語の舞台がこの島です。
↑妹背山登山道入口までの案内
沖の島の石垣
沖の島では、多くの石垣、石段や魚や野菜を干すための干棚が見られます。
平成21年3月、「島の宝100景」に選定されました。
沖の島島内の移動
沖の島島内では「沖の島ゆるりんバス(スクールバス)」が運行しています。 (5月~8月以外は毎土曜日、日曜日、祝日は運休しますのでご注意ください。ただし、5月~8月の間はゆるりん診療所便以外は運行します。)
利用料金:200円 (※15歳未満の方や障がい者手帳を提示された方は無料です。)
乗車定員:3名(運転手除く。席予約はできません。)
令和2(2020)年4月1日より、
「運転経歴証明書」をお持ちの方はバス利用料金の半額が減免されます。
ご利用の際に、運転手に運転経歴証明書(原本)をご提示ください。
沖の島集落活動センターでレンタル電動自転車も借りられます。詳しくはコチラ。
沖の島観光マップ
紺碧の海でフィッシング&ダイビング。沖の島はマリンスポーツのメッカ。
ダイビング黒潮おどる太平洋に臨む沖の島は、まさにマリンスポーツのメッカです。
島の周辺には、磯釣りの好ポイントが点在しており、一年を通じて、 グレなどの大物を狙う太公望たちが訪れます。
また、周囲の海は、恰好のダイビングポイントとしても知られており、 県内はもちろん、全国のダイバーたちの人気を集めています。
島内には、 キャンプ場、海水浴場などもあり、特に、夏のシーズンにはマリンスポーツ を楽しむ家族連れやカップルなどで賑わいます。
宿毛市営定期船
宿毛市営定期船片島を出て、母島、弘瀬、鵜来島を巡航する定期船。島の人々の暮らしにはもちろん、 レジャーにも欠かせない役割を果たしており、船からは、まぶしい陽光にキラキラ輝く水面、 透明なアクアマリンの海など心ゆくまで楽しめます。
宿毛市営定期船運航時刻表・沖の島定期航路旅客運賃表のページへ
宿泊・沖の島渡船・レジャー事業者
港 |
船名 |
渡船名 |
電話番号 |
母島港 |
鷹鶴丸 |
高見渡船 |
0880-69-1311 |
望洋丸 |
澤近渡船 |
0880-69-1121 |
|
豊丸 |
岡崎渡船 |
0880-65-5700 |
|
弘瀬港 |
旭洋丸 |
島一渡船 |
0880-69-1665 |
初福丸 |
初福渡船 |
0880-65-8877 |
|
鵜来島港 |
NICO NICO MARU |
家本渡船 |
0880-65-6741 |
パピヨン |
家中渡船 |
0880-65-7775 080-6376-2424 |
|
龍宝丸 |
柴田渡船 |
0880-65-6984 |
|
進栄丸 |
高見渡船 |
0880-65-8071 090-2788-9453 |
船名 |
事業者名 |
電話番号 |
エスポワール |
パシフィックマリン |
0880-65-7426 |
せいしょう |
沖の島ダイビング黒潮 |
0880-79-0182 |
シーホース |
Sea Land うぐる |
0880-65-6740 |
日進丸 |
増本 隆二 |
090-4333-4605 |
はままる |
浜田 景一 |
090-4974-1080 |
F丸 |
うぐるBOX |
080-4410-2441 |
第八喜久丸 |
宮本 喜久男 |
090-8696-2384 |
龍神丸 |
(株)沖の島水産 |
0880-79-0182 |
概要
太平洋上に位置する鵜来島は、高知県の最西端を含む、東経132度29分、北緯32度47分、 伊豆諸島・青ヶ島と同緯度に位置する温暖の島であり、島を取り囲む碧い海は足摺宇和海国立公園となっています。
辺り一面紺碧の海に囲まれた周囲わずか6kmというこの小さな島には、現在も30人弱の人々が島独特の自然や文化の中で暮らし続けています。
平地がほとんどないために人々は海辺の斜面に石垣を築き、家々はこの石垣の上に立ち並んでいます。
また、山には石垣で段々畑を作り、たまねぎやとうもろこし、スイカ等を作っています。
この石垣と共にある生活が、 隣に浮かぶ沖の島とともにこの度国土交通省が公募した島の宝100景に選定されることとなりました。
なお、島には磯釣りのために宿毛市内から磯までお客さんを運ぶ渡船会社が計5社あり、それぞれが旅館業も行っております。
また、磯釣りに加えて、きれいな鵜来島の海を潜って満喫できるダイビングの会社もあります。
渡船会社 | 連絡先 |
家中渡船 | TEL 0880-65-7775 080-6376-2424 |
家本渡船 | TEL 0880-65-6741 |
柴田渡船 | TEL 0880-65-6984 |
高見渡船 | TEL 0880-65-8071 090-2788-9453 |
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